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『消失点』|お知らせ

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『消失点』2021.05.08更新

みなさんこんにちは。  
   
先日高校生の授業を担当していた時のこと。   
   
数研出版『数学2』の教科書の表紙を眺めていると   
   
なぜか引き込まれていくような感覚に陥り、そのまま目が離せなくなってしまいました。  
   
これはいかんと教科書を開くのですが、  
   
やはりもう一度表紙を見てみると、引き込まれていく。  
 
右半分だけ切り取られた写真になぜここまで引き込まれてしまうのか。  
   
その答えは、光村図書出版の中学国語、2年生の教科書にありました。  
   
「最後の晩餐」を君は知っているか  
   
(P159、12行目)  
「壁のタピスリーや天井の格子など、奥に向かって狭まっていく線を延ばしていくと、その線は一つの点に集まる。これを遠近法の消失点というが、なんと、その点の位置が、キリストの額なのだ。これにより、絵を見る人の視線は自然とキリストに集まっていく。」  
 
『数2』の教科書の表紙にも実際に線を引いてみました。  
   
すると、見事に複数の直線が1点で交わりました。   
   
ここが『消失点』になります。  
   
しかもその消失点が写真の外に置かれています。  
これが、引き込まれる大きな要因となっていました。  
   
『最後の晩餐』のように、目線は自然と消失点に向かって動いていくのですが  
   
あと少しで消失点にたどり着ける!といったところで、目線が真っ白な空間に放り出されてしまいます。  
   
あるはずの点が、まさに“消失”してしまうのです。  
   
だからいつまでも消失点を探して、表紙の真っ白な部分を眺めてしまっていたのです。  
 
謎が解けたので、これからは心置きなく表紙を眺めることができそうです。  
   
<参考文献>  
「国語2」中学校国語科用 甲斐睦朗(ほか二十七名) 光村図書 平成二十八年  
   
   
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