さて、日本でも馴染み深くなってきたハロウィーンですが、ハロウィーンとは昔アイルランドに住んでいたケルト人が始めた「万聖節」というお祭りのことです。アイルランド地方では、夏が終わって冬が始まるとされる11月1日を新年としていました。ハロウィーンは新年の前夜祭のことで、秋の収穫を祝うお祭りでもありました。また、日本のお盆のようにご先祖様が家族を訪ねてくる日ともされています。アメリカやカナダでは、クリスマスに次ぐフェスティバルとなり、たくさんの人々がハロウィーンを祝います。子供たちはハロウィーンに向けて「Jack-o'-Lantern」と呼ばれるカボチャのちょうちんを作り、ハロウィーン当日は仮装して“Trick or Treat ! (お菓子をくれないといたずらするよ)”と近所をまわります。日本でも、オレンジのカボチャなどが新しい秋の風物詩となってきましたね。