『隣の芝生は青い』｜お知らせ

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『隣の芝生は青い』2021.06.23更新

みなさんこんにちは。

公立中学校の期末試験がひと段落し、皆さん様々な思いを胸に抱いていることと思います。

塾で違う学校の生徒さん同士が話をしていると

「うちの学校のテストのほうが難しい！」

「あの学校の成績のつけ方は甘い！！」

という声がよく聞こえてきます。

とあるテレビ番組で

傾向も対策も知らない芸人が関東トップの開成中学入試問題を解くことが出来るのか？

という企画をやっていました。

制限時間はありませんが、計算機を使ったり調べたりせず一人で解かなくてはなりません。

「制限時間がないのなら…！」と意気込んでいましたが、問題を見て絶句。

『ある架空の世界では、１日が１０時間・１時間が２５分・１分が２５秒に区切られています。

　現在の時刻は午後２時５分０秒。ここから時間が進んで最初に短針と長針が重なる時刻を求め、

　その時のそれぞれの針の位置を、時計の図に書き込みなさい』（H26年度　算数　問３(1)）

まず設定を理解することに時間がかかってしまいそうですが、途中に睡眠を挟みながらもなんと3時間で

「２時１２分１２秒と１／２」という答えにたどり着くことが出来ていました。

集中力と忍耐力が生み出した結果だと思います。

問題のレベルを問わず、正確な答えを導くには集中力と粘り強さが大切です。

隣の芝生は青いとよく言いますが、他人と比べるとどうしても羨ましく思えてしまうものです。

自分の置かれた環境に文句を言うのは簡単ですが、

それよりもいかに順応してゆくかを考える方がずっと有意義です。

一緒に自校のテスト傾向をつかみ、対策を打っていきましょう。

私立中学生・高校生の皆さんは7月からテストです。ここからラストスパート！頑張っていきましょう。